2004.9.
30

フィリピン

旅立ち・・・・・・・

おそらく一生縁がないと思っていたフィリピンへ行くことになった。
だって熱帯だし。(暑いトコはダメなんだなー、私。)それにマニラ以外はリゾート地だし。
それなのになぜかと言えば、知人(友人の彼氏、ニホンジン)が駐在しているから。
その知人に薦められて、島へも足をのばした。その名もアプリット島。
旅行業界にいる者でさえ知る人は少ないフィリピンの観光事情。
「空港でうろうろしていたら連れて行かれる」だの「誘拐される」だのさんざん脅かされての、出発。

今回はフィリピン航空で関空から一路マニラへ。
いやーしかしアジアは近いなあ。たったの4時間。マニラとの時差はたったの1時間。
仕事以外で国際線に1人で乗るのは初めて。
高度の低いところから街の写真をとりたかったのだけど、「全ての電子機器のご使用はお控え下さい」とスッチーさんが連呼するのでデジカメは使えなかった。
今度のる時は「写ルンです」持っていこー。
フィリピンの危険な雰囲気を感じた最初のことは、入国カードの本人書名欄の隣にでかでかと「麻薬は死刑」と書いてあったことだ・・・

クラブノア

マニラ(正確には隣の市のマカティだけど)に1泊した後、リゾート地パラワンへ。
正確にはパラワン州イザベル諸島アプリット島のホテルクラブノアイザベルへ。
なにしろ、日本語の地図には島影さえのっていない秘境なもんだから、いったいどこにあるのかわからない。
そんなリゾートなのに驚いたことに「クラブノア」は日本語のホームページを持っていたりする。
アクセスは「マニラから専用機で約1時間半。さらに船で約40分」とあったのでそれなりに秘境だろうとは思っていたけど、行ってみてまさしく秘境ということばがぴったり。

今回はマニラにある旅行会社「ディスカバリーツアー」でマニラ発着の飛行機とホテルのパッケージを手配。
HPもメールも日本語だし、支払いも国内の銀行に日本円で出来たの楽チン!
ホテルや飛行機のクーポンは知人宅に予め届けてもらっておいた。(滞在先のホテルに届けてもらうのも可)

フライトは朝6時30分発。5時30分にマニラのドメスティックターミナル1に来い、と指示されている。
航空券はもちろん手書きのやつ。航空会社は初耳のシーエア(SEAIR)。
指示通りの時間にチェックインカウンターに行くとどのカウンターの横にも、昔小学校の体重測定に使ってたような体重計が置いてあり、預け荷物の重量を測っている。
「荷物は持ち込む」というと、「じゃ、荷物ごとのれ」というではないか!
どひゃー、搭乗手続きに体重測定されるなんて初めて?。
搭乗券に書き込まれたシートナンバーも手書き。
セキュリティーチェックを通過するとそこはまさに、フェリーターミナルみたいな待合所。
ゲートは3つしかなく、行き先の電光掲示板すらない。
「うう、どこから出発すんのかしら?」と不安になっていると、搭乗開始時間になると各ゲートに行き先のボードが掲げられる仕組みらしい。しかもなんのアナウンスもない。
ううう、いいねえ、この放任主義の自己責任体制。
だいたい日本は過保護なんだよね。だからなにごとも他力本願なのよ。
・・・まあ、そんなこんななので乗り遅れないようにゲートに目を光らす。
飛行機が出るからにはそれなりに人の移動があるだろうからわかるよ、とタカをくくっていた私達だったが、なんとその飛行機はたったの19人乗りで、マニラからのったのは約10人位だった。
以前台湾でのった国内線が小さかったけど、アレは飛行機にのりこむときタラップがあった。
しかし今回のはそんなのはない。あるのは、ハシゴ。しかも2・3段。
スッチーもいない。パイロットが2名と客のみ。
シートベルトをしめて窓から外を眺めてみれば、エンジンとおぼしき場所からなにやら透明な液体がぽたぽたと漏っている。
「・・・げげー、燃料じゃないよねえ・・・」とイヤな予感が頭をよぎる。
が、いろいろ考える間もなく飛行機はさっそうと離陸。
「成田もこんなにもスムーズだといいのにねえ」という前に座ったカップルの言葉に「まったくだ。」と思いながらも、ほんとに無事目的地についてくれえと願うより他になかった。

約1時間後、ようやく着陸。
そこは空港というよりは田舎の駅、くらいな小さな建物で、おまけに滑走路は舗装されていない。
ドンッ、と着陸した瞬間から「バラッバラッ・・・バシッ」と小石が機体にはねかえる音がする。
「・・・ぶ・ぶじ、着いた」
それが第一印象。まあよく考えてみれば、週に何便か飛んでるわけだからそうそう堕ちたりするわけもなく・・・
ところが「無事、着いた」と思ったのは誤りでよくよく確かめてみればここは経由地でまだ先へ行くという。
ちょっとねえ、どこか寄るなんて聞いてないわよ。あぶねー。
よく気をつけてないと降りたままおいていかれちゃうとこだった。。。
これが自己責任てやつね。
ま、わかってるつもりだったけど、かなり大胆なやり方だわフィリピンも。
ちなみにそこはブズアンガというところで、もうひとつの候補「クラブパラダイス」へのゲートだった。

そして今度こそ最終目的ロドリゲス空港に到着!
ここからは「マングローブのジャングルみたいな中の川を船で行くので虫がたくさんいるかもしれない」というご親切なブリーフィングの後、一路アプリット島へ。

リゾート

青い空にきれいな海。
そして水上コテージ(でもエアコン付)。
水上コテージの足元は透明な海。ベランダからは飛び込みたくなるほどの美しい眺め。
(でも飛び込むには浅すぎたけど。)
シーンとしては最高。
一部を除きアクティビティーは無料。ドリンク以外は食事もオールインクルーシブ。
今まではリゾート地なんてなにすんねん、ぼーっとするしかないなんてもったいない、と常々思っていたけど、その考えを改めた。
いやー、リゾートだって忙しい。
ここではいろんなアクティビティーが用意されていて、ごはんを食べている以外は活動しているって感じでぼーっとしているマはあんまりなかった。
ただビーチが絵のように美しい白砂でそこへ白いロングチェアが置いてあったりするのを見た瞬間にはそこで一休みせずにはおれなかった。
知らない間にまどろんでみたり。
気が付くと、スタッフが寄ってきて「飲み物はどう?」とマンゴージュースを持ってきてくれたりする。
うーん!!サイコー!ノアの名(「ノアの方舟」からとったらしい)にたがわずそこはまさしく極楽♪
どのスタッフもみんな若くてフレンドリー。
だいたい18歳くらいから25歳くらいまでのコが多い。
一流ホテルのスタッフの洗練された、というか慇懃なフレンドリーさではなくって、純粋な素朴なフレンドリーさが日々競争社会で生活する私達を癒してくれた。

私達は女2人で行ったのだけど、リゾート地だしそこはやっぱりカップルも多い。
どこも海外は日本人だらけなものだけど、ここはさすがに日本人は少ない。スタッフも日本語は片言。
コミュニケーションは英語になるので英語ができないとアクティビティーの楽しさは半減するかな。
私達は2人とも英語が話せたことと女2人だったこともあって、スタッフのみんなが相手をよくしてくれたのでとても楽しい時間がすごせた。
ココナッツリーフで帽子を作ったり、シュノーケリングしたりとホントへとへとで、部屋にはテレビがなかったけど部屋に帰るなり爆睡だったので全く気にならなかった。
でもどいつもこいつも「おおぅ、どうしてボーイフレンドと来ないネェ?(英語)」というのでほっといてくれ!と思ったけどさ。帰り際には「今度はハズバンドとキテネェ!」と叫ばれりもしたっけなあ。
ハングルフィリピンの島は現在韓国人に大人気だそうで、クラブノアにも多くの韓国人が来ていた。
7月にソウルを訪れて以来ハングルのおべんきょはしていたのだけど、とても会話できるほどじゃなく、「アンニョン!」と手を振るのがせいいっぱいだった。
それにしても驚いたのは彼らが持っているデジカメがほとんど日本製だったこと。
キャノン・パナソニック・・・
帰国してから耳にしたところによれば、デジタルカメラの日本メーカーのシェアは90%以上だという。
むむむ納得やな。
それにしても外国製の家電を買うってどんな感じなのかな。
私はたまたま日本人でたまたま買う国産の製品が世界的に高水準だから気づかないだけだったのかも。
その日本製の商品の質の高さに。

旅の終わりに

それにしてもなんともありがたいことに旅の終わりを締めくくったのは台風21号だった。
出発前に台風21号が沖縄周辺でうろうろしていることは知っていた。
8月以降ほぼ毎週台風が来ていたので、雨女の私としては「来るなー、来るなー」と祈っていたわけで、なんとか出発には台風を避けれそうな見込みがたち、一安心。
そしてテレビもラジオもないリゾートからマニラ(マカティ)に戻って、「イチローくんはもう(最多安打の)記録破ったかなあ」といいながらヤフーのニュースをチェック。
するとトップニュースが「台風21号九州上陸」の文字。
「目がテン」とはこの状況をいうのではないかと実感した瞬間だった。
まさしく「晴天の霹靂」「目からウロコ(これはちょっとちがうか・・・(^^ゞ」
台風21号なんててっきり台湾か中国の方へ北上して行ったもの、と思っていただけにあれから4日も経ってんのにまだ日本付近をうろついていることに呆れてしまった。
しかも今年いくつも上陸した台風と同じ進路。
29日18時の予報円がぴったり近畿地方!!
いややあ、19時20分に関空に着くフライトやのにぃ。
・・・ああ、これでは「雨女」を超えた「台風を呼ぶ女」にランクアップされてしまう・・・
出発ぎりぎりまでニュースをチェックするも、台風がそれる気配はなく仕方なく空港へ。
空港のチェックインカウンターでは、前に並んだ人たちがちょっと知ったかぶりの風を吹かして、
「いやー、関空は降りれないよ。台風直撃だもんね。だめなら成田だねー。名古屋は進路だし、福岡は吹き返しあるしね。」とかのたまっている。
私は内心「ほんとかよー。でも関空に着く便まだどれも飛んでるみたいだしなー。この前の台風の時はJALが朝から欠航決めてたけど今回はないみたいだし。この前はバンコク便欠航してたけど今回は飛ぶみたいだしな。バンコクから飛ぶならマニラだって飛ぶやろ。」と思いながらも耳はダンボ。
チェックインの係員も何も言わないので「この便大阪着くよねえ?」と聞くと、「大丈夫です。これは関西空港行きですから」とのお答えが。
「・・・いやいやそうじゃなくてね。(関空行きってことはわかってるに決まってんだろーが!私が予約したんだから!!ばかたれっ。)台風がひどいらしいけど、予定通り大阪に降りるのかって意味。成田行ったりしないよね?」と確かめて見ると、「そうですね、今のとこ変更ありません」という返事だったので、私としては「なるほど。まだ決まってないんだな」と理解した。( )内の言葉は係員がかわいい男の子だったので言うのは省略した(^^ゞ
ゲートへ行ってみると、ゲートナンバーが出ていないのでディレイ(遅れる)するのかとひやひやしたけど、なーんのアナウンスもなく台風なんぞどこ吹く風ってな感じで定刻に離陸。
ただ離陸した瞬間に、ばらばらと酸素マスクが落ちてきたのにはちょっとヤな予感。
関空が近づいてきたらさすがに切羽詰まったような声で「こちら機長です。まもなく関空にむけて降下いたします。台風が近づいているためゆれるかもしれません。シートベルトをお締めください。なお、大きく揺れましても運航の安全には問題ありませんのでご安心下さい」とアナウンスはあった。
「なんで大きく揺れても問題ないってわかんのよ、気休め言うなあ」と心の中では思ったが、ほとんどゆれることもなく、ほんまに台風近づいてんのか?と思うほど問題ない着陸だった。
どんどん離陸もしていたし。
ただ普段とちがうのは、猛烈な雨が機体の窓にたたきつけれられていたことだけ。
でも外は暴風の大雨。
いまいち台風が今どこにいるのかよくわからないままだったが、近くにいることは確かなので早く帰らねば橋が通行止めになってしまうと思い、焦ってバスに飛び乗った。
迷わずバスを選んだのは正解でやっぱり電車はすでにストップしていたらしい。
関空の連絡橋は電車の方が先にストップしちゃうのは知っていたし。

翌日聞いたら、JALのバンコク線は定刻の予定だったのだが直前に被雷してしまい結局欠航したらしい。
ま、結局のところ私の考えの根拠は意味なかったってことだけど、無事帰国できたし、まいっか。


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2004.7.
31

韓国

旅立ち

 今、最も旬な行き先ソウルへ会社の先輩と後輩と私の3人で行ってきた。
遅まきながら仕事上情報を得ておく必要に迫られてしかも途中からわざわざビデオを借りて見た「冬のソナタ」にはまったわけではないが、せっかくだから・・・とついでにチュンチョン(春川)のロケ地にも足をのばした。
ほーんと、食べる→寝る→起きるの繰り返しである意味すごい旅だった。。。
オリンピック前のこういう時期だからなのか、それとも北朝鮮との関係が微妙だからなのか、韓国の出国審査に伴うセキュリティーチェックは非常に厳しかった。金属探知機ゲートの前にスリッパが並べてあって、大人もおこちゃまも全員が靴をX線に通されるためにスリッパに履き替えなくてはいけなかった。
ひえー、厳しい?。
日本のセキリュティなんてまだまだ大甘だわね?。

「韓国=焼肉、または、キムチ」と思っていた私達は着くなり焼肉店へ直行!
現地に詳しい人と現地で合流したので、通訳付だし勇気100倍だあ、と確信していた。
緊張が緩んだのかその焼肉店に3時間くらい居座ってお腹いっぱい焼肉を食した。
ビールを頼むとき「オオビン、オオビン」といっているように聞こえたので、「そっかー、オオビンで通じるんだー」と思っていたら出てきたビールはどう見ても中ビン。でもよくよく見れば「OB」のラベルが・・・
なーんだ、「銘柄はOBビールね」と言ってたんだ。
韓国の焼肉屋さんでは、お肉だけ頼んだだけなのに、サラダやらキムチやらはっぱやら白菜のつけものらしきものやらホウレンソウやらの小皿がいくつもいくつもついてくる。しかもそれらはおかわりし放題!
なーんて良心的なんだー。
つい日本人のクセで、はっぱの枚数が少ないのでちぎってけちって食べていた。。。
むむー、食べ放題なら早く言ってよう。(まあ、言われたって韓国語わかんないけど)

私が一番おいしいと思ったのは春川タッカルビ。
鶏肉をたくさんのキャベツとおもちとかと甘辛く炒めたものなんだけど、庶民育ちの私としては牛肉より鶏肉の方が口にあう。おもちも細長い筒状のものなのですぐに火が通って食べやすい。
春川のレストランの人はさすがに日本語は話せなかったけど、私達の食べっぷりがよかったのか、うれしそうに「マシッソヨ?」と聞いてきた。
私達が唯一理解できる韓国語が偶然これだったのですかさず「マシッソヨ!」と答えるととっても満足そうにうなずいていたのが印象的だった。
やっぱり言葉ができるといいもんだなあ、と実感した瞬間でもあった。
心もおなかも満足(*’-‘*)!!

最後に絶対キムチ買って帰るぞーと決めていたので、ちょっとカッコつけてDFSではなくデパ地下に繰り出してみた。地元の人が買うようなの買おー、とかいって。
だがしかし、そこも完全に観光客向けと化していた。
何種類も売っているのだが、係員はDFSほどじゃないにしろ日本語ぺらぺーらだし。
だいたい包装が読めないんだからどれ買ったもんか検討もつかないでうろうろしていると、売り場の人が決定的な一言を放った。
「うちは無添加ですよ!」
その一言は3周近くぐるぐるしていた私達のハートを完全にわしづかみだった。
やっぱ中味が何か読めないだけに無添加なら安心だあ?ってわけだ。
この一言で私達3人でしめて10袋は売り上げた。
このおばさんはきっと毎回この伝家の宝刀を使っているにちがいない。
知ってか知らずか、なんと商売上手なのだ・・・

春川

自分達で列車で行くかバスで行くか色々迷ったけど、ツアーバスに乗った方が安いしチュンチョンでの移動も楽だという結論に達し、無理やりツアーバスにのせてもらう。
結局はちょうど台風がチェジュに上陸した日だったのでツアーバスでよかった。
きっと自分達で行ってたら途中で引き返してたと思う。

春川を目指してバスはひた走り、ガイドさんは一生懸命色々説明くれているのがわかったが、私達はひたすら寝ていた。
だって、月?金曜日までみっちり仕事に追われて、土曜日は朝一便で出発したのだ。5時起き!
そして土曜日の夜は半蒸幕でホテルへ帰ったのが夜中の12時前。
そして春川行きツアーの集合が8時。強行スケジュールだあぁぁぁ。
春川が近くなるとガイドさんが「起きろ」コールをする。
台風が南から追ってきているのでだんだん風が強くなっているのがわかる。
そして早速小さな船、といっても100人くらいは乗れるドラマで使ってた船で南怡島へ。
この大雨の中、まあツアーは雨だからといって急に中止にはできないけどさ、あまりにも多くの観光客がいることには驚いた。
なるほど噂に聞いていたように、女性が圧倒的に多い。しかも年齢層はかなり高め。
ソウルなんかだと日本人の若い女の子ばっかりみかけるけど、ここに若いコはついぞいない。
みんなたぶん寄せ集めのツアー客だと思うが、話題が「冬ソナ」で共通だからなのか、1グループかと思うほど仲がよさげだった。
まあ、よろしいことよ、争いあうよりね・・・

このツアーでの典型的な写真の撮り方の法則を発見した。
ロケ地のいたるところに、「冬のソナタロケ地」という日本語の文字にペ・ヨンジュンさんとチェ・ジウさんのアップの写真がのっているガラスで加工された看板が設置されているのだけど、彼女達はたいがい、主役の2人が離れて写っているのを利用してペ・ヨンジュンさん側に立って2ショット写真をとっていた。または離れた2人の間にたって自分と彼とツーショットにしているのがあきらかにカメラアングルでわかる。
・・・・
すごいパワーだ。。。。
わたしははっきりいって、チェ・ジウさんの方が好きだけどな。
もちろん美人なんだけど、正統派美人て感じではなくって、透明でかわいらしい雰囲気がとってもいいかんじ。
日本で言う松嶋菜々子さんと共通のものを感じる。
ガイドさんによればペ・ヨンジュンさんがこれほどに人気なのは日本だけらしい。
そらそうだよなあ。あの微笑にアジア中の女性がやられていたら、こわすぎる。
ロッテ免税店では入店すればペ・ヨンジュンさんのポスターがもられるのは知っていたけど、行ってみて仰天した。
だって、免税店直通のエレベーターの扉が全面そのポスターなんだもんね。
もちろん閉まった扉の前で記念撮影されまくっていたのはいうまでもない・・・
でも店内の等身大のポスターはきちんとなくなってなかった。誰かが持って帰っちゃいそうだと思ってたけど、そのへんのマナー意識はあるらしい。
そしてそんなヨン様中毒の人たちのことを「ヨンフルエンザ」とかいうらしい。
ヨンフルエンザだけに激しくて治りにくいらしい。しかも特効薬はないとか・・・(^^ゞ

今流行っているらしい韓国エステ、半蒸幕。
早い話がサウナへ入って、人参風呂入って、垢すりとマッサージしてくれる約2時間のコース。
私達はホテルから近かったので江南地区の永東半蒸幕というところに行ったのだけど、施設もきれいだし親切丁寧だしとってもよかった。
肌が強くないのであんながさがさの布で垢すりされたら死ぬ、と思って垢すりは断ったのだけどオバサンが勝手にこすって「こーんなに出るよ。やさしくやるから」と言われた時にゃ断れなかった。
後から思ったけどあれは作戦だわ。だってそのおばさんは日本語できなかったから。その言葉だけ知ってんだわ。
でも結果的にはどこも痛くなかったしお肌もつーるつるになって、とってもよかった。
これは定期的に来るべきだと確信したくらいだ。
顔パックもしてもらって(こっちは肌が弱くて化粧水選びにも困るくらいなので低刺激なものに変更してもらった)とーっても潤った。
もったいなかったのでその晩は顔もあらわず化粧水もつけなかったけど翌朝も非常に潤っていい感じだった。

ハングル

 前に韓国に来た時は全然ハングルも読めなくて、バスの行き先を探すにも四苦八苦したので今回はハングルだけは読めるようにしとこう!ということで事前にお勉強。
幸い冬ソナブームで参考書がいろいろ売られていたので独学でもけっこうたやすかった。
韓国語の最大の特徴は日本語と語順が全く同じだということ。
つまり単語さえ覚えれば日本語をそのまま置き換えればよいのだ。
でもこの簡単そうなことが私を混乱さす。
英語とドイツ語が邪魔をする。
今までは外国語=英語・ドイツ語だったので、外国語といえば主語+動詞の順で考えるクセがあまりにも身についてしまった。主語がない場合が多くて動詞が最後にくる韓国語がどうも外国語という定義で私の脳に納まってくれないのだ。
英語やドイツ語の場合は(ドイツ語はほんのあいさつ程度しかできないけど)、自分が言いたいことをいったん頭の中で組み立ててから主語・動詞の順に口にする癖が自然についているから、外国語でありながら主語・動詞が先にこないってゆーのがどうしてもな・・・
ま、慣れればこれほど簡単な外国語はないのかもしれない。
しかーし、字が読めないってのはヒジョーにイタイ。
英語にしろドイツ語にしろフランス語にしろもとはアルファベットだ。
習いはじめるのは中学生になってからだけど、アルファベットは小学生で習うので少なくても自然に読めた。
でもハングルの場合、字を読むところから始めないといけない。
知っている単語でも母音・子音をひとつづつ解読していくのは時間がかかってしゃーない。
視覚的に一瞬で判読できるようになるまでにどれだけの時間がかかることやら・・・。
読む方はあきらめて会話に集中すっかな・・・。


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2001.1.
2

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