ちょっと見てほし〜の☆彡
さらに今更感たっぷりな結婚ネタを。
私たちは海外挙式後、親族のみの食事会をしただけで、いわゆる披露宴はしなかった。
うーん、なんでしなかったのでしょう?
単に「したい!」と思わなかったからでしょう(笑)
準備がタイヘンそうだったし、限られたお金を新婚旅行や新生活に多くあてたかったから、かな。
「この人が私が選んだだんなさんよ〜。
これから一緒に(多分)一生、支えあっていく人よ。」
と大勢の人に紹介する機会がなかったことは残念だけど。
親しい友人には温泉旅行を兼ねて遊びにきてもらえばいい、ということで。
でも親族食事会にもかなり困った。
いったい何をすりゃええのか?
食事会なので、食事がメインには変わりないのだが。
まさか初対面の親戚同士の会話がはずむわきゃないし。
もくもくと食べるだけっちゅーわけにもいかぬし。
かといって、少人数(20人)なのに過剰な演出ってわけにも。。。
しかも司会なんて頼んだ日にゃ、どえらい高くつくし派手になりすぎる。
結局、式場のスタッフと相談した結果。
土台は通常の披露宴のプログラムを使用し司会は身内で調達。
つまり、新郎新婦入場に始まり、お色直しもあったし、ケーキカットもあったし、キャンドルリレーもあったし、花嫁の手紙も読んだし、両親への花束贈呈もしたし引き出物も用意した。
いうなれば、プチ披露宴。
ウェディングドレスを買ったのでもったいないから着て、お色直し(笑)でワンピースに着替え。
段々ケーキじゃないけど、やっぱしケーキカットは憧れだったし。
こんな機会じゃないと面と向かって両親にお礼なんて言えないから手紙も読んだし。
花束も数日が命の生花じゃもったいないので、2・3年は枯れないプリザーブドフラワーを用意した。
そして一番考えたのがキャンドルリレー。
派手な演出は避けたかったのだけど、自分たちばっかりが何かを披露するスタイルが嫌だったので。
参加してくれる皆さんが一緒にできて意外性があって年配の方が多い席で簡単に楽しめる何か、がしたかったのデス。
ちょうど全員でひとつの巨大な円卓席だったので私たちからそれぞれ反対方向に向かってキャンドルの灯をリレーしていき、全員分が灯ったらいっせいに吹き消す、という欧州伝来のスタイルで行ってみた。
そして用意したスペシャル眼鏡を使用。
この眼鏡をかけてキャンドルの炎を見ると↓のようにハートやらスマイルマークが見えるのです。
↑マイペアレンツ。
カメラマンさんにもフィルム(ハートのシート)を渡してレンズにぴったり貼って撮ってもらった。
この眼鏡は全部自分で作った。
肩こりこりになった、かなり。
数年前に浴衣を買ったときに一緒にもらったうちわにこの手の細工がしてあって、花火とかシャンデリアなどの灯りを見るとハートなどが見えるというかわいい仕掛けがあることは知っていた。
偶然、ウェディング関連のサイトでこの演出をネームカードに施したセットを発見し。
色々検索した結果、この仕掛けは「ホロスペックスシート」によるものだと判明。
そこでホロスペックスシートのサイトでシートだけを単品購入。
両手がフリーになってほしかったので、眼鏡仕様に細工。
眼鏡のデザインからおこした、実は。
ケント紙で作ったのだが、ぎりぎり強度を保てる分厚さだった。もう少し分厚い紙が欲しかったのだが、なんせ探している時間がなかった。
ホントは表面に和紙などを貼るつもりだったのだがタイムオーバーにつき、シールを適当に貼り付けただけという。。。
そしてこのホロスペックスシート、2種類あって。
ハートが見えるものとスマイルマークが見えるものを用意。
自分的には皆に楽しんでもらえたのではないかと満足しております。
キャンドルの灯りが全員分灯ったので消そうと思っても、みなさんがわいわいとハートだ!スマイルだ!と盛り上がってなかなか消す足並みがそろわなかったもんです。
キャンドルリレー用のキャンドルは火傷など万一のことを考えて芯が長い、リレー専用のものを用意。
しかしキャンドルホルダーはダイソーでちょうどよいものを発見
節約・倹約。
20個かき集めるのがタイヘンで、ダイソーのはしご。
司会は新郎ができるところは新郎がして、新郎ではおかしい場面については私の妹にお願いした。
いろいろグッズを作成するのに時間をとられたので、司会原稿を作成したのは前の晩というなんとも段取り悪い感じに
みなさん、友人に頼むときの披露宴の原稿は一言一句、自分たちで用意するものだって知っていましたか?
「こんにちは。」から始まり「これでおひらきとなります。」までの一言一句全部を。
楽団の演奏会の司会原稿を団長が一言一句用意しているのを見たことがあったのは私にとって幸いなことでした。
なんとかなる主義の私にとって、その経験がなかったら一言一句を記した原稿なんて用意することすら思いつかなかったと思う。多分、式場に提出したタイムテーブルのみをぽんと渡したと思います。やっぱり全ては経験。
ホントは1週間前までに用意して妹に渡してあげるつもりだったのだけど、時間がなくて当日の開始20分前に滑り込んできた妹に渡して即打ち合わせという慌しさ。
はるばる仕事先の九州から日帰りですっとんで来てくれた妹に感謝です。
持ち前の進行力と度胸でばっちりな会にしてくれました。
たった20人のプチ披露宴でも準備のタイヘンなこと。
新郎新婦が披露宴で流す涙の大半は「よくやった自分たち!」っていう達成感だなー、きっと。
そんで、ま、ついでに紹介。
ネームカードは箸袋を兼ねて白無垢の花嫁を作製。
関連サイトで見たやつがとてもかわいくってでも買うと高いので、私は白無垢は着なかったけど、やっぱ日本人だし...でも会場は洋風だからミスマッチかなと思いながらも試行錯誤。
帯に使う千代紙が気に入ったものがなくて、結局ネットでダウンロードしたものを和紙状用紙に印刷。
しかも箸袋の裏側がどうなっているのか(サイトには箸袋の裏側の掲載がなかったのだ)、だいたい着物の後姿がどんなもんかよくわからなかったので想像の範囲で創作。
お名前は手書き。
ほとんど全てを手作りしたけど。
これは20名が限界です!
親族食事会も最初はするつもりがなかったけど。
今となっては全て楽しい思い出デス。
当日はカメラマンを外注(持込み)しました。
式場で頼むより3分の1ほどで済みました。
手間をかけて検索すればいろんなサービスがあるものだなぁ。
と、いふわけで。
記憶が怪しくなるまえに、ちょっと見て欲しかったのです。
長々と読んで頂いてアリガトウゴザイマス。
見ず知らずのどなたかのお役に立てれば...と記してオキマス。
参考サイト:
ホロスペックスシート http://www.space-graphics.co.jp/holospex/
R cubic(使用したキャンドル) http://item.rakuten.co.jp/r-3/ps-66213-10/
ネームカード(デザイン参考) http://www.aivynomori.com/cgi-bin2/shop/shop.cgi?id=F
キャノン(帯等に使った千代紙) http://cp.c-ij.com/japan/papercraft/origami/kiku_g.html
花香房CoCo(花束) http://coco-shop.jp/index.html
↑偶然近所のお花屋さんだった。運命だと思ってここで購入(笑)