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2009.12.
8

焼きたてパン

今朝、NHKの番組ですごい特集を見た。

発酵済冷凍パンの開発に成功した町のパン屋さん、注文殺到
でこれから工場建ててがっぽり計画

みたいな(てけとーでごめん)話で。
パンが冷凍で届いて、レンジで解凍して即焼くだけという夢のパンなんだって。
クロワッサンとかメロンパンとかいろーんな種類があるの。
なんでも、発酵済パン生地の製造方法は特許なんだとー。

そうなの、パンて最終発酵済(焼くだけ)の状態では冷凍できないらしいの。
(パン工程:こねる→一次発酵→成形→最終発酵→焼成)
なんだろう、冷凍すると膨らます働きをするイースト菌が弱ってしまうらしい。
まあよくわからんけど、通常は最終発酵済で冷凍したものは焼いても膨らまないみたい。成形後冷凍して解凍と最終発酵をかねて40分とか放置してから焼くのね。
だけどもさ、この成形後と最終発酵後の違いはなんなのよね?インターネットは便利だけどいろんなヒトがいろんなコト言って情報あふれまくりでわからないのニャ。

でも、ホントに解凍後即焼きできたら簡単だよね〜。そうしたら毎朝焼きたてが食べられるよ。
冷凍したまま焼けたらね、サイコーだよね、ノーベル・グルメ賞ものよ。

この特許の中味、気になるよね〜。
別に特別な施設が必要なわけじゃなく温度管理と湿度の秘技らしい。
ちなみに粉は冷凍しておいてこねるらしい。そして白神こだま酵母を使っているらしい。
実は「白神こだま酵母」は天然酵母でありながらインスタントドライイーストみたいに簡単に扱いができるらしいので密かに(別に密かにする意味は全然ないけども)次はこれをゲットしようと狙っておりました。発酵パワーがあるらしいので冷蔵発酵にむいてるってお勉強したところなのよ。冷蔵発酵するとじっくり熟成されておいしいパンができるらしくてね。
更に調べてみたら、トレハロース含有量が高いから冷凍耐性に優れる(一次発酵までって書いてるけど)んですって!少ない砂糖で自然な甘味のパンになり、油脂や添加物を加えなくてもしっとりとやわらかく焼きあがります、ですって!低カロリーにできるじゃない!これは買わなくちゃ!何?200gで2200円!?高っΣ(゚ω゚)。

朝、番組を見た時は勢いで冷凍パンを注文しそうになったけれども。
焼きたてパンを冷凍して30秒温め直したもの(いつものうちのパン)と、ほんまの焼きたてほやほやパンの違いがわかるのかと言われたら、ビミョーなんでないかい?と思い直しやめたのでした。

朝に焼きたてが食べたいならまあ方法がなくもないらしい。
メジャーじゃないけど最終発酵を冷蔵庫で(寝てる間に)する、とか
成形後に冷凍しておいて食べたい時の前の晩から冷蔵庫で最終発酵(解凍するってことよね)するとか、
白神こだま酵母を入手してワタシも特許に挑戦するとか...

んでもさ。
もしも朝に焼きたてパンを食べる方法の開発に成功したとして問題が2つ。

ワタシはホントに朝っぱらからオーブン余熱して焼くのか?
200度で焼きたてほやほやをだんなが食べられるのか?

道は果てしなく遠くていばらだ。しかも、結局焼きたてパンを冷凍したもので十分という結論に達する予感がする。


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