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2009.3.
7

レーシック

いまなにかと話題のレーシック。
実は。

真剣にレーシックを受けるつもりでした。

が、まさかの適応外通告cry

レーシックというのはね...

レーシックというのは角膜を削ることによって、目に入る光の屈折率をかえて近視を矯正する手術の術式のひとつです。
裸眼で快適に見えるのです。

なんとすばらしい手術なんざんしょー。

しかし保険適用外の自由診療なのです。
つまり、高いmoneymoneymoney
病院によって価格も千差万別。
でもフツーに高い病院でしたとしても、これから先、生涯使うはずのCL(コンタクトレンズ)代のもとはとれます。

初めて受けようかと考えたのは去年の10月。
そして思い立ったが吉日とばかりに、早速美容外科系のレーシック眼科へ適応検査に行きました。

費用はさておき、適応じゃなきゃ全ての悩みが無駄になるじゃん?
そう、レーシックには適応不適応があるのです。
近視が強すぎるとか角膜に異常があるとか。だいたい5人に1人くらい不適応がある模様。

レーシックでは手術後に残る角膜の厚さが重要なポイントです。
近視の度合いによって削る角膜の厚さが異なるため、角膜の厚さと近視度合いによって運命がわかれます。
一定基準の厚さの角膜を残さないと、将来的に内側からかかる圧力のために角膜に異常がおこる危険があるのです。
ワタシの場合結果的に、術後残存角膜厚不足によりレーシック不適応が判明
近視の程度は中程度なのでたいした量を削らないのですが、もとになる角膜が普通よりかなり薄かったのです。

があぁぁぁぁぁぁぁんΣ(・艸・*)

最初に行った美容外科系眼科では「角膜が薄めだけど一番高いコース(最新機械使用)なら手術できるし再手術も可能」と言われたのだった。
しかし( -ω-)。

しかししかし。

ホンマにここでだいじょぶなんだろうか
という疑念がはらえなかったのでシャチョー(勤めている眼科の院長/名医として本とかに載ってるツワモノ)に相談。
なんつったってシャチョーは開業するまでレーシック執刀医だったし。
本人もレーシック受けているし。これ以上ない相談相手である。

ま、想像通り別の眼科(いわゆるホンマの眼科)へ行くよう説得され。
だって料金が倍半分以上だから抵抗アリマス。
結局いくつか提示されたうち地元の公立病院に紹介してもらい、適応検査を受けたところ、あっさり角膜薄いから駄目宣告。

「術後に残す角膜の厚さの基準は病院によってちがうからネ。いやうちは金儲けじゃないから基準は無理ない安全ラインだよ。無理にはレーシックはすすめられないよ。PRK(後述)ならできますよ。」とサクッと言われ。

近視の度合いが強くないから(角膜厚は未検査)最新設備ではないけど十分良好な結果が得られるよと紹介された病院だったので、諦めきれない私は日本最新機器を備えた名古屋の病院(最初にいくつか提示されたうちのひとつ)にも行ってみた。

が、最新機器をもってしても無理とのこと。
「角膜が薄いうえに形状的にみて円錐角膜になる危険があるからできません、と。どうしても矯正したいなら眼内レンズですね。」といわれ。

がっくり。

角膜はコンタクトレンズの影響を受けることがあると聞いたのでなるべく正確な結果が得られるよう8日間も不便極まりない眼鏡生活をして臨んだのに。
おまけに名古屋に行った日は大雨で電車からホームに降りる屋根が途切れるその隙間でさえ雨が眼鏡にかかる始末。。。

途方に暮れるとはこのことだ。

どうしようか。。。

1.CL生活か。
2.PRKを受けるか。
3.眼内レンズをいれるか。

眼内レンズというのは眼球の中にレンズを挿入してしまう方法のことで、コンタクトで矯正できないほど強度近視の人や角膜が薄い人向けに行われており、日本ではまだ未認可(今年中には認可されて普及する模様)で100万円近くするから、今の私には考えられない。
PRKというのは近視矯正手術の別の術式で格闘技をする人など向けの、レーシックより削る角膜が薄いので眼球の強度を保つ効果のある方法のこと。しかし術後の痛みがレーシックより長引くし通院も点眼も長期間必要などデメリットもかなり伴う。

残るはPRKかCLか。

どちらも一長一短なのだ。
しばらく悩むことにしようか。。。

それにしても。

もうしばらくで快適裸眼生活を謳歌しているはずだったのに。
はぁ。


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