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2011.2.
3

出産のハナシ—ニンプライフ

妊娠を月数で数えると10か月なので、1年のほとんどを妊娠中で過ごすことになる感覚だったけど、実際には出産予定日に産まれたとして40週間なので意外と短い。
私自身、5月に妊娠がわかって1月に産んでいるのだから、1年の約半分て感じ?
「育児はホントに大変。」てハナシはよく聞くけど、「妊娠中も大変!」というハナシはほとんど聞かないので、臨月近くになってお腹は重いし恥骨激痛で歩けないしで、こんなに大変とは知らんかった!っちゅーのが正直な感想。
まあ、そんな妊婦生活の大変さなんて産まれてからの大変さに比べたら、屁みたいなものなんだろうねー。

そんなワタシの妊婦生活について。。。長いです↓

「2人分食べなくていいですよー。」

と妊娠がわかって病院に行ったときに言われた。
先生はつわりで食べれなくても心配する必要はないと励ましのつもりでおっしゃったと思うが、私には戒めの言葉にしか聞こえなかった。
なぜって…

つわりがほとんどなかったから。
うっと言って洗面所に駆け込んだりとか
酸っぱいものがやたら欲しくなるとか
マクドのポテト中毒になるとか
とか
とか
そんなんなく。

つわりがないと、赤ちゃんが育っている実感がなく1ヶ月に1回しかない健診までホントに心配なのだった。
だるさはあるものの、食欲は落ちないし、むしろ空腹になる方が気持ち悪いくらいだったから、日々が体重レース。

「理想は7ー10キロ増です。増えすぎると、産道に肉がつきます。」

さささささんどうに肉っっっ!?
→難産になりやすいらしい。
想像するだに恐ろしい事態だ。

妊娠9ヶ月半ばで里帰りしたとき、
私 +7キロ
赤ちゃん 2300g
だった。
目標の7キロはオーバーだけど10キロで収まりそうと思ったのも束の間、産むまでに3キロも増えてしまった。赤ちゃんは500gしか増えてないのに。
産んだ直後もまだ7ヶ月くらいの腹の出具合に愕然としたものの産後10日で6キロ減。

同じ時期に妊娠したコたちが真っ白な顔でつわりに苦しむなか、休まず仕事に行き順調な経過だったのだけど、安定期に入ってからわずかに出血し実はお腹が張りやすいということが判明。
ゴムボールみたいに柔らかくないといけないのに、なにか常にパンっと張った感じ(硬い)なのだった。
少し出歩くだけで痛くなったり。
医者のススメもあり仕事を早めに辞めて安静生活に突入したものの相変わらず硬いお腹。
おまけにリミットが近づいても治らない逆子。

私も逆子だった(初産で逆子で普通分娩という親不幸者)
私もだんなもお尻が大きい

という全く医学的根拠のない理由でケツが重いのは仕方ないと納得済みで、帝王切開の覚悟も日取りも決まっていた臨月直前、帝王切開の10日前、

逆子解消。

赤ちゃんだけでなく家族一同ひっくり返る。
そして不思議なことにこれ以降、お腹がぽにょんぽにょんに柔らかくなったのだ。
予定日まで3週間以上あるのに子宮口も2センチ開き、赤ちゃんも降りてきていて生まれる準備が整ってきた感じだった。
お腹が硬いのは体質だと聞いたので、子宮口が固くて開かず難産系かと思っていたのに、赤ちゃんは何事も準備のいいだんなに似たらしく準備万端て感じだった。
3日前から10分間隔の張りがあったので今思えば陣痛は始まっていたのかもしれない。
でも寝れるほどの痛みだったので陣痛じゃないと判断。
前日夕方だんなさんが福井へ帰り、21時半に法事から家族が戻るまで家でひとりきり。
家族が帰宅した3時間弱後に破水。
うーむ、つくづくよいコだなあ(笑)

そろそろ近いなと思いつつも、その日(出産)は突然やってくるもの。
正直なところ、普通分娩は怖かった(決して帝王切開が楽というわけではない)。
だって「鼻からスイカ出すみたいなもん」とかいうし。
いつ来るかわからない、というところが何より怖い。
でもね、魔法の呪文(笑)で乗りきったよ。

みんな通った道なんだからわたしにもできる!

なにかたいがいのことは乗り越えられそうな気がする今日この頃。
↑単に睡眠不足で寝ぼけているだけかもしれないけど。


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