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2009.3.
9

レーシックの病院選び〜その1〜

★適応検査はいくつか受けてみたほうがよい。(CL中止期間は長めに。)

ワタシは合計3つの病院で適応検査を受けました。
最初の病院では「角膜は薄めだがレーシック可能。万一のときも再手術可能。」と診断。
2つ目の病院では「角膜が薄いからレーシックはだめ。カーブ(角膜の形状のことかな?)もきつめだけど、別の矯正手術なら可能。」
3つ目の病院では「角膜が薄いうえに角膜の形状からみてレーシックはだめ。」との診断。

最初の病院は美容外科系の眼科、残りふたつは通常の眼科です。
どの病院でもワタシの角膜の厚さは480μm前後でした。520μmくらいが正常なので文句なく薄いですね。ちなみにワタシの近視程度は中程度でソフトコンタクトレンズの度数ー3.25D(数字が大きいほど近視が強い)です。60μmくらい削る必要がありました。

角膜の厚さや形状は先天的なものだそうです。
ハードコンタクトレンズを使ったせいで薄くなる、とかいうことはないようです。
ただ、角膜の形状に影響を与えるのでコンタクト(特にハード)は最低2ー3日は中止したほうが正しい結果がえられるみたいです。
ワタシは最初の2件では特に厳しく制限されなかったので前日までソフトコンタクトレンズを使っていました。3件目では正しい結果を得たかったため8日間中止したので、角膜の形状に関しても問題がみつかったわけです。
実は、2件目の病院でも少しカーブがきついかもと形状について指摘されています。CL中止期間を長くとるともっときつくなるかもという情報を得たので3件目では長く中止しました。

角膜が薄くなると「角膜拡張症(円錐角膜)」という病気になる危険が誰しもあるらしいです。
これを防ぐために術後残存角膜厚に一定の基準があるわけです。
ワタシの場合は、もともと薄いのでこれ以上削るとなおリスクが高くなり、また形状的にも普通より円錐角膜になりやすい状態だったのです。

快適裸眼生活のメリットrainbow<円錐角膜のリスクinazuma

だという結論に達しました、ハイ。
リスクについては病院でも説明を受けましたが理解しきれなかったので、シャチョーに根掘り葉掘り聞きました。
美容外科系の眼科と通常の眼科では角膜を削って作るフラップの作成方法にちがいがあり(=削る角膜の厚さがちがうので)、一概に最初の病院の基準が信用できない、とはいえませんので悪しからず。

適応検査もタダではありません。
タダのとこもありますけれど高いとこもありました。
病院にとってはメイワクな話かもしれませんが、なるべく自分の眼についてより正しい検査結果を得られるという点において、いくつかの病院で適応検査を受けてみるのもよいと思います。
検査結果が同じならなお安心して臨めますから。


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