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2005.11.
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おフランス

フランスの暴動がえらいことになっているのは皆様ご存知だろう。
私ははっきりいって、仕事の影響うけまくり!である。

暴動の原因は失業と貧困への不満、ということらしいが、
フランス人の強い自己主張にはうんざりだ。
(恵まれた日本で育った私には貧困のなんたるかが理解できていないだろうことはおいといて。)

先日、ヴェルサイユ宮殿が前日になって突然ストライキを通告し、
そして決行した。
世界遺産ヴェルサイユ宮殿がクローズ(閉館)!?

ありえなーい(*_*)!

世界中から集まった観光客が、閉め出しである。
鏡の間を見られないのだ。

ストの原因は、ヴェルサイユ宮殿のスタッフの賃上げ交渉だとか。

はぁ?
ま、確かにストは賃上げが主な目的だろうけども。

でもでも、もっと考えてほしい。
スタッフにとっては毎日見飽きた風景でも、
観光客にとってはそれが一生に一度のヴェルサイユ宮殿かもしれないのだ。
(普通はそうだ。)
しかも世界遺産として登録されている以上、予告なきストライキ、まして完全クローズなんて、国の品位を疑うちゅーねん。

いや、別に私がお詫び状を書いたりとか
入場料返せ交渉をしなくてはいけなくなったりとか
仕事が増えたから怒っているんじゃなくて、
他人の大いなる犠牲を踏み台にしてあたかも正当な権利だと言わんばかりの自己主張は許せない。

私の仕事ぶりははたからみたら、わがままなやり方をしているかもしれないけど、
「私にとっては日常なことでも、お客様にとったら一生に一度のことかもしれない」
ということはだけは肝に銘じている。
だから、わがままや無理難題にも腹は立つけれどなるべくかなえられるように努力している。
だからなおさら許せないと感じるのかもしれない。

・・・ま、フランスもイタリアも信じられないくらい年がら年中、ストやってんだけどね。
ストやりすぎて、効果ないと思うよ、ホント。
国民同士は、お互いストでメイワクかけて・かけられてだからお互いサマだ。

権利ばっかり主張しないで、義務果たせっちゅーの。


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