トロント
1996.8.4-9.8
初めての海外がたった一人でのホームステイ!
あんがい度胸のある私。いや、若気の至りというのかも。。。
6週間のホームステイの記録。
念願の短期留学。まだ世の中のことなんてなーんもしらない箱入りの英文科学生だった頃のハナシ。
旅行会社に就職した今思えば、一年で最もAIR代の高いこの時期に出発せんでもええのにってかんじだが、そんなことを知るよしもなく、前期試験終了次第出発と相成り、生協で一番安いチケットを漁ったらKE(大韓航空)になった。関空~ソウル~バンクーバー~トロント。何時間かかったかしら?
数字に弱いので計算したことないけど、すんごい遠かった。なんせ目的地は東なのに、関空を離陸してまず西に逆戻りするんやからなあ。
備えあれば…
トロントに着いたら着いたで、夜10時だというのにホームステイ先の家までの送迎サービスが来てない!!ステイ先の電話番号だけはきいておいたのですったもんだのすえやっとこさタクシーをつかまえてそこまで行く。なんせ「白タクにはご注意」とは思っていたが、そもそも「白タクってなに?」ってレベルだったのだから。
この留学は、留学代行機関Mを利用したのだけど、ここが私の到着便の手配を間違えたのが原因だった。初めての海外で不安だからわざわざ高い料金を払って送迎サービスを申しこんだというのに、到着早々このトラブルではね・・・。それにこのMがステイ先を知らせてきたのは出発の前日だった。ちょっとひどいわよー。で、ステイ先の電話だって、両親がしつこく出発前に問い合わせしたから教えてくれたようなもので、もし知らなかったら私は空港で夜明かしするとこだった。あぶねー。
ま、そんなこんなで私のホームステイライフはスタートした。
どうしてカナダにしたかというと、それは…行ってみたかったから。というのが第一の理由。
第ニは、英語の問題としてアメリカ英語とイギリス英語がほどよくミックスしていてちょうどよい国だと判断したから。第三は治安が比較的よいから。どうして私がその広大なカナダの中からトロントをステイ先に選んだかというと、それは日本人が少ないだろうという一言につきる。ま、でもどこでも英語学校は日本人だらけ。下の方のクラスは特に。
後日談だが、結局空港からステイ先の家までのタクシー代は返してもらった。学校側が立て替えて返してくれたのはよいのだけど、小切手だったのだ!私は生まれて初めて小切手を手にした。
さすが、カナダはなんでも小切手なんだわ、とその時はえらく感動したけど、小切手を現金にかえてもらうのに一苦労。銀行の窓口をたらい回しにされ、しかも手数料までとられたのだ。でも銀行で貴重な体験ができたわ、とよろこんでた私ってけっこうしあわせもの。
6週間の滞在期間中、印象に残ってるのはミュージカルと近郊のナイアガラフォールズとオタワに行ったこと。
ミュージカルは王道「Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)」。学生という身分は便利なもので、定価の約4分の1程の料金でオーケストラというよい席でみることができた。でも英語の歌なので何を言っているのかさっぱり。(唯一「Come with me!」だけは理解できたけど。)でも、歌の上手なこと。演出の迫力のあること。あの時きいた歌が忘れられなくって、翌年トロントへホームステイに行った後輩にCDを買ってきてもらったほど。
これに感動した私は帰国日前夜に「美女と野獣」を観にいった。つもりだったが、間違えて隣の劇場に入ってしまい(えらくチケット安いなあ、と思ったんだよな)、幕が開いてみてはじめて自分がちがう劇場にきてしまったことを悟ったのだった。それは無名のよくわからない、推測するに、農村のロマンスってかんじのミュージカルだった。みなさん、大事なことは日程に余裕をもってやってしまいましょう。
結局私は「美女と野獣」はみれずじまいで帰国するはめになった。あれから4年近くの年月がたったがいまも観ていない。
ナイアガラはグレイハウンドのバスで行った。グレイハウンドというのはアメリカ大陸中心のネットワークを網羅するバス会社のことである。日本より安いし、乗り心地はよいし、1日に何本か走っていてとっても便利。
ナイアガラはすごい迫力だった。しかしなんだか直前に食べたビーフハンバーガーのせいで気分が悪くなり、夜のライトアップまでいるつもりが耐えられなくて私ひとり先に帰るはめになった(T0T)
アメリカ滝とカナダ滝があって、カナダ滝の方が大きくて迫力があったと記憶している。かっぱをきて「霧の乙女号」にのり滝壷近くまで行くことができる。かっぱをかぶらないとほんとびしょびしょになる。
でも心配する必要なし。乗船するときかっぱもくれるから。
ついでだからアメリカ滝も見ようとわざわざアメリカに入国した。橋を渡るとそこはアメリカなのだ。
しかしちょっくら滝をみるためだけに入国するってゆーのに、入管でしっかり10ドルくらいとられた。(なんの費用だったのだ?)
超ショック!!
オタワもバスで行った。ホストマザーがバス会社に電話してくれて安いチケットを買って。
知らない人もけっこう多いと思うけど、カナダはイギリス連邦だったためいまでもイギリスの文化がけっこう残っていて、衛兵交代式が夏期だけ首都オタワの国会議事堂まえでみられるのだ。
JT×のガイドブックを信じてわざわざ行ったというに、待てどくらせどはじまらないのでおかしいと思ってきいてみると、なんと!今年は昨日で終わったという。……・私はこの信じられない人生最大のショックに道端で真剣言葉を失い放心状態だった。あまりに私がショックをうけたようだったので、元気づけようとしてくれたのか現地のカナダ人が「大丈夫だよ。また来年きたらいいよ!」という。なにを言う、私には来年はないのだよ。号泣。
計算外だったのはこれくらいで、私は無事6週間の滞在を終え帰国の途についた。帰りはトロント~バンクーバー~ソウル~関空。トロントでKEのチェックインゲートがわからず、右往左往してしまった。
私は日本へ帰るのだから国際線だと思いこんでいたが、実はバンクーバー経由だったので国内線から出発するフライトだったのた。従って焦っていたので気付かず搭乗したけれど、バンクーバーに着いてから、はたと気付いたコトがある。それは出国手続きしてないってこと。海外旅行デビューの私が、国によっては出国審査がないってことを知っているはずもなく、日本で入国するときカナダで出国してないってゆわれたらどーしよううう!などとどきどきしていた。
結局何も指摘されることなく無事帰国できた。(あたりまえか)
このステイは私の人生を大きくかえてくれた。やっぱり「百聞は一見に如かず」。
どこがどう変わったと説明することはできないけど、やっぱり外国語を習得するのはその国に行って見るのが一番。その国の文化とかに触れるうちに、単語の使い方とか言いまわしなど独特の勘がつかめるってゆーか…。とにかく英語をマスターするのに、カナダはよいところだと思う。トロント万歳!
ちなみに私が入ったのは、LANGUAGE STUDIES INTERNATIONAL TORONTOです。
おおきすぎず、きれいなビルの中にあってたいへんGOO!だったよ。
是非、検討してみてくださいませ。
Trackback URL
Comment & Trackback