ダイビング[沖永良部島]+桜島
2006.8.16〜21
3年ぶりにダイビングに行きました。
妹のオススメ・沖永良部島は想像以上にきれいな海でしたぁ。
帰りに鹿児島で桜島を拝みました♪

ホテル前のちっさなポスト
旅立ち
常に行きたい行きたい、と思いながらもお金と時間にゆとりがなくずっと行けてなかったダイビング。
仕事を再開する前に時間に縛られずに行っておきたいと思ったので、思い切って妹にススメられた沖永良部島へ行くことに決定。
しかもひとりで。
まあ、悩んだけど友人と日程をあわせるのも至難の業だし。。。
沖永良部島へのアクセスは2通り。
飛行機、または船。
飛行機だとJALが奄美大島経由と鹿児島経由を飛ばしている。各1便デイリー。
あとは沖縄でエアードルフィンに乗り継ぐ方法。
船は鹿児島から約18時間。
ホントはスターアライアンスのマイレージで行きたかったのだが、どの路線も満席。
むむう。
しかたがないので行きだけJALで奄美大島経由。普通運賃なので高いのこれが、目玉が飛び出るほど。
帰りは以前から乗ってみたいと思っていた船旅で。
沖永良部島~(マリックスライン)~鹿児島・・・志布志~(西日本ブルーハイウェイライン)~大阪。
合計40時間くらいかかったかしら。
でも運賃は飛行機の半額。(2等寝台利用)
今度行くときは、沖縄経由で行ってみよかなー。
台風を呼ぶ女?!
恐るべき遅い台風10号のせいで、前日になっても行こうか行くまいか悩んでいた。
だって、高い交通費かけて行っても海に出れずにホテルに缶詰なんてサイアクだし。
テレビやネットで台風情報を検索しまくっても。
だいたい沖永良部島がどこにあるのか地図じゃわからんし、お話にならん。。。
そこでダイビングショップへTEL。
「台風大丈夫ですよ、このままの進路だったら潜れますよ。」とあまりに自信たっぷりにショップの方がおっしゃるのでそれを信じて、行くことにしたのだった。
ダイビング
フローラルホテルとのタイアッププラン「2ボートパックプラン」なるものがあったのでそれをあっさり利用。
ビーチダイブでもいいと思ったのだが、島周辺はすぐ深くなっていてビーチダイブのポイントは少ないとのことだったので、リフレッシュダイブもいきなりボートダイブ。
3年も経つとホントに器材のセッティングなんてすっからかーんに忘れてしまっていて、手取り足取り教えてもらうハメに。
四苦八苦して器材を背負うも、いきなりバックロールエントリー、とか言う。
いやー!バックロールエントリーしたことないっす、私。
あの船のふちに腰掛けて後ろでんぐり返りのように海に入るやつ。
頭を船底で打ちそうで、ダイビングを始める前から実は密かに恐れていたやつ。
今までは幸運にも正面向いて大きく一歩踏み出すタイプのジャイアントストライドとかいうエントリーで乗り越えてきたのに、つ・ついにバックロール?
いちお言い訳のように断っておく。「私、バックロールしたことないんですぅ。。。」
すると「簡単ですよ。落ちるだけだから!なんもせんでも浮上しますからそしたらロープ持って潜降してください。」との力強いインストラクターのお言葉。
まあ、みんなできるんだから私にもできるだろうと天性の楽観主義者なものであっさりバックでエントリー。
いや~、ホントに落ちるだけなんデスわ、コレ♪
エントリーの方法は多分、船の形状によっても違うのだろう。
今回の船は6人のったらぎゅうぎゅうの小さい船で、海面と同じ高さのエントリー口がないタイプだった。
ということは船に上がるときも器材を背負ったままはしごを登り、しかも股の高さの船の淵を乗り越えないといけないのだった。
これが最大の難関だった。
10キロ近いタンクを背負って腕の力で身体を引き上げる。
しかーも、海は荒れているのでそこへうねりが加わり体感荷重は最高潮!
加えて後ろからも次々と人が上がってくるのだ。まごまごはしていられないし。
ダイビングってけっこう体力消耗するのなー、多分。
私は1日2本が限界だ。3本目になると集中力きれるし、レギュレーター加え続けるあごの力がなくなるし。
一回の潜水が50分弱だし。その間ずっと泳いでるわけだし。
しかも酸素タンクからの酸素だし。空気とちがうから・・・
どうちがうかわからんけど、残留窒素の計算とか多く潜る人には必要らしいからやっぱ窒素の量の分だけ体に負担がかかるのだろうと思われる。
ライセンスとるとき勉強したのだが。
・・・忘れちゃった。
というわけで2日目にはすっかり手足筋肉痛。
そうそう3年振りに思い出したのだが、私わりとマスクトラブルが多いのだった。
前回潜ったときもマスクがすぐくもったり水が入ってきちゃったりしたのだった。
今回はくもり止めをしっかりしたのでマスクがくもることはなかったのだが。
マスクが密着しすぎてぬいてもぬいても水が大量にマスクの中に入ってくる。
ソフトコンタクトレンズしといてよかった。(通常はハード使用なんす、私)
しかも水の抜き方が不十分なものだから悪循環である。
結局マスクが上にずれてしまう傾向があるとインストラクターが教えてくれたのでその点に気をつけて潜るようにしたのだがどうも2回に1回はマスクの調子が悪いのだった。
マイマスク必要かなぁ。
しかもいつも鼻の入り口に大きなデキモノができてしまうのだ。
そして大概右側。
やっぱりレンタルのマスクにはいろんな細菌がおるんかなー・・・
やっぱりマイマスク必要カモ。。。
海の怖さ
今まではわりと初心者ダイバーと潜ることが多かったのでインストラクターがつきっきりだったし感じたことはなかったのだけど。
人はわりと簡単にパニックに陥るんだなぁということ。
3年振りの最初のダイビング。
自分が息ができているのになんとなく苦しい?と感じた瞬間、ちょっと自分を見失いそうになる。
マスクの中に大量に水が入って視界がなくなった瞬間、どうしたらいいのか思考が停止する。
しかも頼れるのは自分ひとり。
2・3m潜っただけなのに浮上したくなった。
「息ができない。」こう感じることがこんなにも怖いことだなんて初めて知った。
よくニュースで水泳中に沖に流されて亡くなってしまう人の話を耳にする。
以前はどうして流されただけで?泳げばいいじゃん、と思ったものだったけど。
今ならわかる、その恐ろしさが少し。
息ができない!と思った瞬間に簡単にパニックに陥ってしまうのだ。
パニックに陥ると多分思考回路は全く停止だ。
私は「ここで待っていればインストラクターが助けてくれるから。」とすぐ考えなおして冷静さを取り戻すことができたけど。
海に流されたダイビンググループのインストラクターが救助された後にインタビューにこたえていたシーンを思い出す。「みんなで励ましあって冷静でいられたので助かったと思います。」
みんな冷静でいることの大切さを知っているダイバーだったのだろう。
こうやって本数を重ねることでみんな経験を積んでいくんだな、と感じた旅だった。
沖永良部のススメ
沖永良部島なんて絶対妹のオススメじゃなかったら来ることはなかっただろう。
私と一緒に潜った人たちは100本とか360本とかホントにベテランダイバーばっかりだったけど、そんな彼らをして「沖永良部は初めて」だった。
沖永良部島はダイビングポイントとしてはほとんど雑誌で特集されたことはないから。
でも一度その美しさを知ってしまうとみんなリピーターになる。
モルジブや喜界島やそんな美しい島で潜りなれた彼らでさえ、「いや~ここはまた来たいね。」と言う。
そして「教えたいけど教えたくない☆彡」ポイントになっちゃうのである。
透明度は常に40m以上あるらしい。
今回は台風が北をかすめていって海は深度20mあたりでもうねうねだったけれど、透明度は30~40mもあって水族館の水槽に飛び込んだみたいに美しかった。
珊瑚がたくさんカラフルに生息していて。
イソギンチャクに戯れるクマノミとか、名前も知らないたくさんのお魚とか、大きなカメとか。
ダイナミックな地形とか。透明度が高いから海の中の見晴らしがいい。
しかも私達以外のダイバーはいないから、独占!
こんなに美しい島がダイビングポイントとして世に知られていないのが不思議だけど。
でも石垣みたいにダイバーが押し寄せて海の中で渋滞するのもイヤなので。
これからも静かな島であって欲しい。
旅の終わりに
帰りは鹿児島経由で半日時間があったので、念願の桜島を見るつもりだった。
通常だったら市内から見える、ということだったのでお手軽に市内観光の定期観光バスに乗るつもりだった。
ところが。
鹿児島新港に着くなり、雨!
濃い雲。
360度見渡しても桜島なんて影もカタチもカケラも見えず。。。
念のため定期観光バスの受付のおねえさんに確認してみる。
「この市内観光で桜島見えますカ?」
「うーん、いつもならキレイに見えるんですけど今日は無理っぽいですね」と哀しそうに言われ。
これは桜島まで行くしかない!
麓まで行けば見えるにちがいなと思った私は迷わず、桜島オンリーの定期観光バスに変更。
だがしかし。
麓まで行ったどころか、4合目付近まで登ったが、ガスのためお山(ガイドさんが“おやま”と呼ぶのがかわいかったので引用)は全く見えず。
それでもその観光は桜島一周するコースだったので、ちょうど市内側からとは裏に回ったところで一瞬雲が晴れて桜島の南岳を拝むことができた。南岳からはガイドさん曰く「煙がもくもくと出ていますねぇ、今日は」ということだったが、見慣れない私には雲か煙かの区別なんてモチロンつかないのだった。
大満足で市内に戻ってきて、時間さえあったらランチに鹿児島ラーメンやら黒豚カツやら食べたかったのだが、志布志行きのバスの時間があったのでそれらを食すのはまた次の機会に、と自分を納得させて鹿児島にさようならをした。
志布志まで3時間弱かかるので高速バスだと思っていたら予想外に路線バスが来てびっくりした、とか、ランチを食べるつもりだったのに路線バス内は運チャンが「飲食禁止」とうるさくて(おにぎり1コこっそり食べたけど)ランチを食いっぱぐれた、とか、大阪・南港に着いてみたらよく利用する別府から着く関西汽船が着く埠頭じゃなくてどこにいるかわからず焦った(だって同じ九州から着くんだから同じ埠頭だと思うじゃん!)とか、フェリーが着いたかもめ埠頭からニュートラム駅に向かうバスの中で痴漢にあった(「おネェちゃん、荷物重そうだねぇ、持ってあげようか」とか意味不明なことを言いながら触ってきた)とか、まあ色々あったけど、無事家に帰りついてホッとしました。
何年か前にも、スキー帰りで早朝に大きな荷物を抱えて自宅付近を歩いていたら変なおっさんに「荷物持ってあげるよ」と言われておっかけられたことがあるのだ。
私、朝に荷物持って歩くのは慎もうと思う(笑)。
なんか色っぽいオーラでも発してるのかしら?それかなんか特殊なフェロモン?
突然ですが。
結論。
ぜったい。
金輪際。
ひとり旅はしないぞー!!
さびしすぎるわよ、ひとりって。やっぱり。
見聞きしたものの感動が半減だわ。

